実践的精神分析的アプローチ勉強会:祖父江ゼミ2025(全10回) /テーマは「今日の臨床状況に即した対象関係論入門」

今年のテーマは「今日の臨床状況に即した対象関係論入門」
精神分析的アプローチを臨床実践に生かすための勉強会「祖父江ゼミ」を、今年(2025年)も6月から開催予定です。
臨床の現場で「このクライエントにどう関わればいいんだろう?」と悩むことはありませんか?
そんな皆さんに、対象関係論を現代のクライエント像に合わせて学べる勉強会です。
💡 今回の勉強会のポイント!
ただ古典的な理論を学ぶだけではなく、現代のクライエントの実際の臨床場面にどう活かすかにフォーカスします。
例えば…
- 境界性パーソナリティ障害や発達障害を持つ方との関わり方
- 家族関係やトラウマに悩むクライエントへの対応
- 対人関係や自己感覚の不安定さに向き合う場面
祖父江先生が自我脆弱群と呼んでいる、受容・共感ではなかなか難しいクライエント像を想定します。「対象関係論は知ってるけど、実際の臨床場面でどう使えばいいの?」と感じている方にもピッタリです!
📝 勉強会の概要
- テーマ:「今日の臨床状況に即した対象関係論入門」
- 全10回コース・各回2時間
- 前半30分:祖父江典人先生の『対象関係論に学ぶ心理療法入門』を使って、理論のポイントをギュッと学びます!
- 後半1時間30分:実際の臨床事例をみんなで検討し、実践力を深めます。
祖父江先生より、2025年の講義概要について
今日、時代の変化とともに臨床や援助現場に訪れるクライエントも様変わりしてきました。自我脆弱群と私が命名したそれらのクライエントも、従来型と今日型に、さらに分けられるように思われます。
これら自我脆弱群に対して、精神分析や対象関係論の王道となる転移解釈中心のセラピーの技法では、彼らの脆弱な自我には耐えられず、早晩セラピーの中断をもたらすことでしょう。かといって、受容と共感を中心としたセラピーを行っていても、退行を促進し依存的になるばかりで、彼らのこころの成長に寄与しないことでしょう。そこで、今日の臨床状況に即した対象関係論の応用が必要となります。それが、本セミナーの主旨となります。
私のミニ講義とスーパービジョンを通して、今日の臨床の実践的な考え方や技法をお伝えしたいと考えております。要点としては、さまざまにあります。「無意識的願望の意識化」、「考える機能の増強」、「リアルな自己の出現」、「モーニング・ワークを通した自己の活かし方」等々です。
ミニ講義とスーパービジョンを通して、これらの要点に関して、実践的に理解していただけたらと考えています。
ぜひ、皆様のご参加をお待ちしております。

今年は祖父江先生の著書をテキストとして使用します。本の内容に関する小講義もお願いしていますので、1年を通してしっかりと理論が見につくと思います
📖 使用テキスト
- 祖父江典人著 『対象関係論に学ぶ心理療法入門』誠信書房(2015)
📚 事前にご購入をお願いします!

🌟 こんな方におすすめ
- 対象関係論を初めて学びたい方
- 現場の事例に役立つ具体的な視点を持ちたい方
- 事例検討を通して他の臨床心理士さんたちと学び合いたい方
🎯 学べること
- 現代的なクライエント像を捉える力
- 単なる理論の学びに留まらず、実際の臨床場面で「使える」スキルを習得!
- 実践的な関わり方のヒント
- クライエントの内面世界をどう見立て、どう関わるか
- セラピストとしての「持つ」姿勢や、治療的関係性の築き方
- 他の臨床心理士さんたちとの交流
- 事例検討を通して、様々な視点や実践アイデアをシェアできます!
一緒に、今の臨床現場に本当に役立つ学びを深めていきましょう!
皆さまのご参加をお待ちしています😊
講師には、愛知県立大学や愛知教育大学で教授を務めるなど、長年精神分析的アプローチを実践・指導されてきた大ベテラン心理士の祖父江典人先生をお迎えしています。祖父江先生は現在もご自身でケースを持ちながら、様々な流派・領域の心理士にスーパービジョンを行っており、精神分析的アプローチを専門としない方にもわかりやすくそのポイントを解説してくださる先生です。
研修会について

受講者の皆さんより事例を募集します!どのような事例でも結構ですし、形式も自由です。準備の時間がないようでしたら、口頭での発表でも結構です。日々苦闘している臨床・援助の素材から、匿名性を保持しながら(必要に応じて事実の改変を行いながら)、奮ってのご応募をお待ちしています。
※事例は守秘性を守るため事実の改変可能です
• 日程
| ◆第1回 2025年6月19日(木)19:30-21:30 |
| ◆第2回 2025年7月17日(木)19:30-21:30 |
| ◆第3回 2025年8月21日(木)19:30-21:30 |
| ◆第4回 2025年9月18日(木)19:30-21:30 |
| ◆第5回 2025年10月16日(木)19:30-21:30 |
| ◆第6回 2025年11月20日(木)19:30-21:30 |
| ◆第7回 2025年12月18日(木)19:30-21:30 |
| ◆第8回 2026年1月15日(木)19:30-21:30 |
| ◆第9回 2026年2月19日(木)19:30-21:30 |
| ◆第10回 2026年3月19日(木)19:30-21:30 |
• 場所:オンライン開催(Zoom)
• 録画視聴あり
• 資料:なし
• 料金:66,000円(税込)6,600円×10回払いも可能です(クレジットカード決済のみ・手数料なし)
※ 研修会初回の8日前(2025年6月11日)まではキャンセル・返金が可能です(手数料を差し引いた金額をお返しします)。以降のキャンセルにつきましては100%のキャンセル料をいただきます。
• 定員:12名~20名程度
※定員に満たない場合は開催されません。あしからずご了承ください。
• 対象:臨床心理士、公認心理師、精神保健福祉士、看護師、医師など守秘義務のある資格を持つ方。
• 臨床心理士資格更新ポイント申請予定(定例型4P申請の予定です)
講師

祖父江 典人(そぶえ のりひと)先生
臨床心理士・公認心理師/博士(心理学)/日本精神分析学会スーパーバイザー
名古屋心理療法オフィス代表
1957年愛知県にて生まれる。東京都立大学(現首都大学東京)人文学部心理学科卒業後、名古屋大学附属病院精神神経科教室にて、2年間心理研修生となる。その後、国立療養所(現国立病院機構)東尾張病院に2年間、厚生連安城更生病院に18年間勤務する。その後、大学教員に転じ、愛知県立大学福祉学部(講師、准教授、教授)に10年、愛知教育大学教育学研究科(教授)に9年勤める。
現在は独立し、名古屋心理療法オフィスを主宰。パーソナリティ障害やASDをはじめ、今日の適応困難な自我脆弱群のセラピーに、精神分析をいかに応用するかというテーマのもと、日常臨床を専門とする。
主な著書
『対象関係論の実践』新曜社(2008)、『ビオンと不在の乳房』誠信書房(2010)、『対象関係論に学ぶ心理療法入門』誠信書房(2015)、『日常臨床に活かす精神分析』誠信書房(共編著、2017)、『公認心理師のための精神分析入門』誠信書房(2019)、『文化・芸術の精神分析』遠見書房(共編著、2021)、『レクチュア こころを使う;日常臨床のための逆転移入門』木立の文庫(2022)ほか
主な訳書
ビオン、W.R.『ビオンとの対話』金剛出版(1998)、ビオン、W.R.『ビオンの臨床セミナー』金剛出版(共訳、2000)、スィーガル、J.『メラニー・クライン』誠信書房(2007)
主催
株式会社メディカルリクルーティング


